楽しく優しくなるために読んだ本

『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。/山口 真由』

目を引くタイトルでした。本屋さんでも見ましたし、イケダハヤトさんのブログ記事でも拝見いたしました。 普段から考えていることですが、「正しい努力をしなければ結果がついてこない」と思うんです。 間違った方法では全然上手くならない。楽器練習もそうですし、受験・資格などの勉強もそうです。 この本の「努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」という部分に惹かれたんですよ。 僕は、ついつい怠けちゃうんです。頑張ろうと思っていてもついつい・・・・。 そんな気持ちで、たとえ勉強や練習に取り組んでも全然身になっていない。 成果というのは「練習や勉強を始める前のモチベーションから決まっている」んじゃないかと。 だから、「よりよい気持ちの持って行き方」を知りたかった。 この本の著者:山口 真由さんは相当な努力家です。 プロフィールはこんな感じ。
筑波大学付属高校卒業。 東京大学に入学。 在学中3年生時に司法試験合格。 4年生時に国家公務員第1種試験合格。 2006年に東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省。 その後、大手弁護士事務所にて企業法務に従事。
これはすごい。 こんな人の「努力の方法」を知りたいんです。 読み進めて同意の連続! まず言っておきたい大前提は「山口真由さんほどのエリートも努力を怠る誘惑に負けそうになることがある」ということ。 東大なんかに行く程の人ですから。人間・脳の作りが全然違うのかと思ったらそうではない。 山口真由さんも僕と同じように楽な方に流れていってしまうことがある。 ただ、山口真由さんは「怠ける方に行く前に対策を打っている」。その対策の取り方がとても上手い! 人間という生き物を客観的に見ている感じです。 僕が共感した箇所をリストアップします。

山口真由さんの「気をつけてる事」が分かった気がします。

  • なんのために「努力するか」、つまり、何を反復・継続するかを見つけ出すことが大事です。
  • 東大ですら努力が不必要な天才はいない。
  • コンスタントにこの上位3分の1に入り続けることを目標にすると、評価や結果は自ずとついてきます。そして、上位3分の1に入ることは、努力で勝ち取れる、「努力圏内」の目標なのです。
  • 80点をとることを「コスト・パフォーマンスの限界点」と名づけています
  • 金メダルというのは、努力をすれば確実に獲得できるものかといえば、決してそうではありません
  • 努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない
 
  • 基本書は1冊と、ここで繰り返すのは、努力をするということには反復・継続が欠かせないからです。
  • 知らなければならないことをすべてカバーしているのが前提ですが、読むものは少なければ少ないほうが、そして、回数は多く読めば読むほうがいい。もちろん教本に限りですが、これは東大で勉強していたときの鉄則でもありました。
  • 1冊しか読まないのだから、抜けがあっては絶対に困ります。
  • 変な挿絵やコラムが、自分の趣味に合わないならば選ばないほうがいいと思います。こういったものがあることで、本の権威、重厚感が薄れてしまうからです。
  • それに、「基本書」を急いで買ってはいけません。じっくりと選んで、自分が選びうる本のなかでベストだと思う1冊を買うのです。
  • 後から振り返ればわかりますが、参考書は大なり小なり同じようなことが書いてあります。そのため、どれを読んでも反復を繰り返せば、それなりに成功するのですが、要は決めた1冊を最後まで反復・継続して読み続けることが重要なのです。
  • 不安になっても、自分が決めた1冊を読み通す。そのためには、選んだプロセスが大切になるので、基本書は必ず大きな書店で買うようにしましょう。
  • 読書は理解するよりページをめくるのが重要。
  • 十を聞いて一を知ることができれば、大したものじゃないか、そう思います。
  • 読むことに関しては、とにかく回数をこなすのが鉄則です。
  • もし読んでいる途中で飽きてしまった場合は、おそらく一生懸命読み過ぎです。もっとページをめくる行為そのものを目的にしてください。
このような「確信」を生み出すのは、 成功体験の積み重ねです。小さくてもいいから成功体験を確実に積み重ねる。 何かを覚えるには、反復がもっとも重要で、反復すれば、絶対に解けるようになってきます。 私は苦手な数学の問題は、すぐに解答を見ます。そして、その解答に従って解いてみます。それからもう一回解きます。その繰り返しです。そのうち解答を見なくても解けるようになり、だんだん8割の問題は解けるようになります。これは本当です。
  • 1日には流れがあります。そのなかでは、集中して進められるときもあれば、どうしても気が散って集中できないこともあります。それは自分の心身の疲れの問題でもあります。
  • 私達人間は、お金持ちでも貧しくても、自分の人生の持ち時間が有限であることは変わりません。その時間を、常に何かに割り振っていくことが各々に求められています。
  • 繰り返しますが、人生において持ち時間は有限です。何かに時間を割くことは、別のことに割けた時間を失うことを意味します。自分の人生における優先順位を決めて、そこから演繹的に行動を引き下ろしていけば、決断が一貫します。
  • みずからの1週間を振り返ってみてください。そこには体調や気分の流れがあって、できるときもあれば、停滞してしまうこともあります。  それを考慮せずに、きっちり7日間に割り振って、スケジュールを組んでしまうと、達成できていない自分の姿をまじまじと見ることになってしまいます。
  • 努力が続かない人は、まず自分の生活に、この「外圧」を無理矢理取り入れることから始めてみてください。
そして、ここからがとても重要ですが、自分で作ったそのハードルを、ほんの少し高く飛び越えることを心掛けます。 「ゴールの達成直前に、そのゴールがさらに先に延びることは、実戦では珍しくない。そのときに、状況を正確に把握できること、そして何よりその不合理に耐えて、次のゴールに目標を切り替えることができるストレス耐性を、我々は評価の対象にしている」 努力するときのストレスは最小限に。 ひとつの努力をすること以外は、とことん甘えてしまっていいのです。
  • 漫画家の井上雄彦さんは、漫画のネームを作成するとき、喫茶店を渡り歩くといいます。理由は、自分の家では、自分に甘えてしまうからだそうです。
  • 勝負スポットとは不思議なもので、まったくやる気がでなくとも、「勝負スポットに行けばなんとかなる」と思って行ってみたら、不思議と作業がすらすらと進んだりします。
  • こういった自分の拠点となる場所を見つけて、努力に励むのがいいでしょう。
  • また、そういった場所で努力していても、途中できつくなってくるときがあります。そのため「四番バッター」以外の「一番バッター」や「二番バッター」といった場所も、日頃から見つけておくのがいいでしょう。
  • そして家に帰ったら、すぐに机に向かいます。シャワーを浴びたり、食事をしたり、というように間に何かを挟むことはしません。間に何かを挟むと、結局、エンジンをかけるのに1時間ほど使わなければなかったりするからです。 「移動中はずっと休んでいたんだから平気」  そう自分に言い聞かせて、とりあえずすぐに始めてしまうのです。  このように会社と家というスペースを使うだけで、数時間の集中タイムを捻出できます。
  • 勝負スポットを渡り歩く、疲れる前に移動する。
このような酷使された器官を部分的に休ませてあげればいいのです。  たとえば、何かを書き続けていた人は、次は聞くことや読むことなどに取り組んでみましょう。 ここでは、「人間関係を大事にする」というのが、正当化理由です。正直にいえば、私も一緒に遊びたいだけです。しかし、ただ、「遊びたい」だけでは、勉強しなければいけない時間に遊んでいたという自覚が、罪悪感として残ります。そこで、「人間関係を大事にする」という誰もが批判できない正当化理由を持って来たのです。 失敗しても次の機会に備えて努力をすること。
教科書の選び方・時間の使い方・場所の選び方がわかりますね。 とにかく、「集中した時間をいかにして作り出すか」というのが重要。山口真由さんも僕と同じように悩み、それを乗り越えていっている人なんですね。 とてつもないエリートとも親近感が湧きました。僕も自分の行動に落とし込みたいと思います。 ————————————————————————— 『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。/山口 真由』のワンブック・ワンアクション 何かに時間を割くことは、別のことに割けた時間を失うことを意味します。自分の人生における優先順位を決めて、そこから演繹的に行動を引き下ろしていけば、決断が一貫します。 失敗しても次の機会に備えて努力をすること。 ————————————————————————— どんなエリートも同じ人間です。 僕も真似できることは真似して自分の夢に向かって努力していきたいと思います。]]>