昨日の記事に
「里中李生さんの本は発売されている本を多分すべて買って読みました。」
と書きましたが、間違いでした。
まだ読んでない本がありましたので買って読みたいと思います。
今回は『成功を引き寄せる男の器量-「三島由紀夫」に学ぶ、あなたが変わる33のヒント-』
2013年5月11日発行ですのでかなり新しい本です。
もちろん新しい本だから読んだのではなく、里中李生さんの本だから読みました。
自分としても「この人の本を読みたい」と思ったのは初めてです。
普段は本屋さんに行って目に付く本を手にとって、「著者はこういう人か」なんて思って買うんですけどね。
『成功を引き寄せる男の器量-「三島由紀夫」に学ぶ、あなたが変わる33のヒント-』です。
(自分のメモ書きみたいなまとめです。この記事を読んだだけでは本来の魅力の10%もないでしょう。興味が湧いた方は是非買ってご覧下さい。)
『成功を引き寄せる男の器量-「三島由紀夫」に学ぶ、あなたが変わる33のヒント-』気になった言葉リスト
・男が成功するためには、個性と器が大切だ。さらに、同じく個性的な才気溢れる男と意気投合しないと話にならないのである。
「女に暴力を用いるべし」など許されない暴言だが三島由紀夫が言えば、「どういう持論なのか」と耳を傾けてしまう。それが器というやつだ。
三島由紀夫の『できるだけ己惚れよ』という話では、『精神衛生の問題として、何か己惚れを持っていれば、めったに病気にもかからない』と言及されているが、まったくその通り
男が成功するためには、どこかで失敗があったり、負い目があったり、世間の「これが偉い」という一般論に反した過去がないといけない。
個性を主張する戦いに勝てば、相手は慣れてしまうものだ。
大人の世界を敬ってはいけない
しかし、優秀な個人を徹底的に敬え弱者は口は達者だが、強者の強い姿にストレスを溜めている。だから、強い姿を見せ続ければいいのだ。
学校とは、思春期の精神病院
女は、男の色気や頭の良さについていくのだ。
道徳者など、しょせん、「こう言っておけば丸く収まる」「こう言っておけば角が立たない」という具合に、刺激的な言葉を作る能力がなく、女だけにかぎらず、周りの者たちから見たら、ただのバカにすぎない。『自分の未熟な言論を大人の前にさらすことが恥ずかしかった』
経験のない男の言葉に説得力はない
→知識など、口に出したら恥をかくばかりで、男にとって、相手を説得する言葉、納得させる言葉とは、経験から生まれた言葉なのだ。知識ではないのだ。
二十一世紀は、人間が羞恥心を失った時代として人類史にその汚点を残すだろう。
利口な人はとにかく周囲の目を気にする。
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この本でちょっと面白かったのは
学校とは、思春期の精神病院
という文。過去の恥ずかしい記憶が波のように押し寄せてきてどこかに隠れたくなった。
誰にでもある、今風に言うと「黒歴史」というやつでしょうか。厨二病とも言うか。
つまり学生の言うことなんかほとんどアテにならないということ。だから学生気分は早く卒業するべきなんですよね。
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『成功を引き寄せる男の器量-「三島由紀夫」に学ぶ、あなたが変わる33のヒント-』/里中李生
のワンブック・ワンアクション
・知識など、口に出したら恥をかくばかりで、男にとって、相手を説得する言葉、納得させる言葉とは、経験から生まれた言葉なのだ。知識ではないのだ。
・男が成功するためには、個性と器が大切だ。さらに、同じく個性的な才気溢れる男と意気投合しないと話にならないのである。
覚えた事をペラペラしゃべる癖があるから、それは直したい。それは恥だと認識する。
二つ目の文は今の自分に大切な事。自分に言っているように感じた。
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