先日の投稿で、Moving Airという曲を演奏するとお伝えしました。
Moving Airの譜面のオモテ表紙には
「MOVIG AIR For Percussin Quartet&Tape」と書かれています。
そう、この曲は打楽器奏者4人とテープで演奏されるわけです。
テープと言っても譜面と一緒にCDが付属されていますのでそれを流すわけですが。
以前、僕はこの曲を演奏したことがあって、そのときはPA関係に詳しい人の助けを得て、
スピーカーから音を流すと同時にイヤフォンにも同じ音源を流してくれたんです。
いわゆる「同期モノ」です。
ポップスの演奏の時にトラックと一緒にドラムを叩く、など様々な場面で使われる手法なんですが、
自分でその仕組を作ることをしたことがなかったんです。
こういう機械が発達しているのに「知らない・使わない」のは勿体無いと思ったので、この機会に勉強しようと思ったんです。
これが僕にとってのテーマ。挑戦内容です。
機材を集めるのに苦労しました。
色々と買ったので紹介したいと思います。
Moving Airを演奏するために集めた機材
ヘッドホンアンプ
ベリンガーHA400
まずは四人で同じを音を聞くためにヘッドホンアンプを購入。
思ったより安く買えました。何度かリハで使っていますが特に問題はありません。
分配プラグ
音源をヘッドホンアンプとスピーカーに分岐するのにこの分配プラグを買いました。
今回、MacBookAirから音源を流そうと思っていると相談したら
「本当ならオーディオインターフェースを使ったほうが良い」
と言われました。
・・・やっぱりそうだったんですね・・・。
パソコンのヘッドホンアウトから分配するのって、いかにも素人っぽいと思っていたんです。
今回は仕方ないとして、以後考えます。
ちなみに、同じ分配プラグならこういうタイプがいいかも。
ステレオミニ-ステレオ標準への変換プラグ
ヘッドホンアンプからのアウトはすべてステレオ標準なので、普通のイヤホンが使えるようにステレオミニに変換させます。
このパーツって意外と色々な場面で使います。
持ってて損は無いと思いますよ。実験で100円ショップでも買って試してみましたが、やっぱり良くないです。
接続が悪くてノイズだらけになりました。
値段は高いですが、そこそこ良いものを買った方が絶対に良い!
ステレオミニプラグの延長ケーブル
ヘッドホンアンプから各演奏者までのケーブルです。3mを購入しましたが、これは最低ライン。もっと長い方がイイでしょう。
ラインケーブル 片側:ステレオミニφ3.5-片側:φ6.3モノラル標準
スピーカーに繋げるためのケーブルです。
これが最後までよくわかりませんでしたが、繋げてみて音が出ましたので一安心です。
・・・と、まあそれぞれは値段的にも高くないのですが、塵も積もれば山となるわけです。
上記以外にも失敗に終わった部品も少々あり。
痛い出費になりましたがその分知識がつきました。
PAさんや電子楽器をやっている人に言わせれば「こんなの当たり前の知識じゃん」となるでしょう。
はい、その通りです。しかし、僕には分からなかったんです・・。
こうして自分で経験しないと知識は増えませんね。
知らない分野に挑戦することでまた違う視点ができました。