「音楽の基礎力を一から鍛え直す」ことを目的にピアノのレッスンに通い始めてから、楽器練習が癒しの時間になりました。どうも安里(@asatokei1)です。
今までは「本番で演奏する曲だけ」を練習していたんですね。
「本番の曲」の練習はできても「自分の基礎力」を高める練習ができていませんでした。
自分のレベルアップのための練習。これがとても気持ちよくて。
癒されてるんです。邪気が身体の外にドンドンと出ている感じがしてます。
自分の気持ちと正面から向き合う。
上の写真はブルグミュラーの25の練習曲。
これ、幼稚園生や小学生の低学年の子が演奏するような練習曲集ですが、それでも僕には丁度良い練習曲集です。
今思うと、20代は息苦しく日々を過ごしていたんだと思います。結果として音楽にも現れていたのかもしれません。余裕の無い演奏。その時は、精一杯の演奏なんですけどね。
心境の変化と言いますか、演奏活動を縮小してから自分と向き合う時間を増やしました。
自分は何をしたいのか。自分自身をちゃんと見つめなおしています。
改善オタク活動も良いキッカケになってますね。自分の身の回りを細かくチェックするようになったんです。
まず、部屋は綺麗にしておく。いらないものはすぐに捨てる。必要なものは整理して保管する。など。
そうやっていくうちに「あ!自分の演奏ももっと綺麗に整えなきゃ!」って思うようになったんですよ。
そうやって身の回りを整えていくことが自分自身を育てることにつながるんだなぁと実感しています。
今は「自分のために」楽器を演奏する時間をたくさん作っています。
演奏って、何も人に聴かせるためだけのものじゃないですよね。
自分のために楽器を演奏しても良いんじゃないかと思うんです。
ペリスコープの実験もその一つ。あれって、聴いてる方は何も楽しくないと思いますから。
でも、今はそれで良いんです。僕が楽器練習をするための「やる気を維持する役割」を果たしています。
(Periscopeを使っている理由はそれだけじゃないですよ。詳しくはこちら参照。)
自分のために、自分を癒すように楽器練習に打ち込んでいます。
これって、双雲さんの「書く力」に描かれていることと本当に似ているんです。
https://www.keiichiroasato.com/music-power/
書くという行為は、閉じていた自分の心を開く作業でもあるし、それまで隠していた本音を発見する作業でもあります。
感情の針がマイナスに振れているときは、何を書くかよりも書くことそのものが重要。そうして感情をニュートラル地点に戻すことを優先するのです。
つまずいた時にはまた読み返したい本「書く力」
ピアノ以外も練習しているんです。
他の楽器練習の様子もPeriscopeで配信しましょうね。ピアノ以外の楽器も練習中です。
今はドラムっぽい練習をしています。5月3日にRyo’s Factoryの発表会がありまして、そこでRecital Duoという曲を演奏します。
ドラムは苦手なんですよ。学生の頃から太鼓が苦手でして。こちらも基礎力アップの一環として練習しています。
これがまた癒し効果をもたらしてくれてます。あれだけ太鼓は苦手だったんだけどなぁ。20代のうちはいろいろな人から言われましたよ。「スティックが打楽器の基本だから絶対にやったほうがいい」。そりゃあ、そう思います。僕だって分かってますよ。でも、練習に気持ちが向かわなかった。スティック練習をやらされている感じだから。
やっぱり「自分がやりたい!」と思うこと、思った時にしか上手くならないんだろうな。
関係者各位には申し訳ありませんが、引き続き自分のために時間を使います。
演奏に誘ってくださる皆さんには本当に申し訳ありませんが、引き続き自分の時間を優先してスケジュールを組ませて頂きます。
自分のための楽器を演奏して、基礎力を磨いて自分の音を見つめ直します。
楽器練習を「自分の心を開く活動」「自分を癒す活動」と捉えてみてる。
「できないことにチャレンジすること」にはストレス発散効果があるのかもしれません。
そんな仮説を立てて「練習風景を投稿するPeriscopeの実験」は続きます。
楽しく優しくかっこよく