今回はこの本です。
『一流の男、二流の男-必ず頭角を現す男の条件-』
作者の里中李生さんはとても切れ味良く文章を書いてくれるので大好きです。
初めのうちは「そんな大胆の発言をしても大丈夫?」と思って読んでいましたが、次第に
「大胆な事を発言する、断固とした気持ち」を持っていることに気付きました。
しっかりと自分の意見を言う。自分の意志を持つ。
里中さんはご自身の著書のなかで自分の意志を持つことの重要性を何度も書かれています。
今の社会「男が弱すぎる」。草食系とか言っている場合ではない。
里中李生さんの本は発売されている本を多分すべて買って読みました。
まずは『一流の男、二流の男-必ず頭角を現す男の条件-』を紹介します。
一流の男とそうでない男との違いは、たったひとつ。その人に信念があるかないかである。
自分の言葉、哲学、信念を持って、格差社会と闘わなければならない。
計画を立ててイメージする。あたなの人生はそれだけで変わっていく。
人柄だけでは成功しない。あなたがどんなに善い人でも、世間知らずでは成功しない。人柄にプラス、感性と知識がないと駄目なのだ。
感性も知識も、芸術やスポーツ、音楽、本から吸収することができる。食事がどれほど、その人間の能力開花に重要なものか、日本人は分かっていない。
人間が肉体的に健康でいるために、さらに、精神を常に安定した状態に保つためにもっとも重要なことは、食事をきちんと摂ることなのだ。一流の男は人を見る。頭を下げてくる男よりも、まっすぐ目を見る男を評価する。そして、自分の同胞にしようと思う。
今日は赤字でも一年後に利益が出るなら、それを続けないといけない。
人間は突然あなたの周りに集まってこない。
己の持てる力をどうやって発揮していくのか。叩きあげるしかない。
大金を動かす緊張感は「男の器」を大きくする
人間の大半は未熟、未完成品である。
男はとにかく、偉そうにすればするほど酷くなるものだ。
逆境は男を変える最大のチャンスである
→新しい出版社が見つかって、そこから出した本が売れた時、その快楽は言葉にできないほどだ。痛快である。
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里中李生さんは僕にとって「正しく怒ってくれる先生、またはお父さん」のような存在。
今、正しく怒ってくれる人は本当に少ない。僕自身もあまり経験が無かったんだと思いました。
もし、自分が「甘いな」と思っているんだったら里中李生さんの本をオススメします。
「ビシッ」と悪い部分を言ってくれます。
僕もこんな大人になりたい。
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『一流の男、二流の男-必ず頭角を現す男の条件-』/里中李生
のワンブック・ワンアクション
自分の言葉、哲学、信念を持って、格差社会と闘わなければならない。
今日は赤字でも一年後に利益が出るなら、それを続けないといけない。
これかな。特に最初の「自分の言葉を持って」というキーワードはこの本を読んでから心にいれています。
「その人が出す言葉」ですから。信念の宿った言葉を選んでいきたいです。
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