面白い本でした。
『100のボツから1のアイデアを生み出す天才の思考術』
発想の「出し方」が書かれていて具体的かつ実践的です。
世界の偉人たちの名言も載っていて楽しめます。
すぐに実行できる方法がわかりやすく、たくさん書かれていますのでアイデアが降りてこない方必見です。
作曲・アレンジなんかにも応用できます。
・変化の激しい時代で生き残るためには、内に秘めた天才的思考術を目覚めさせる必要がある。
・発見とは、他の人と同じものを見ながら違うことを考えることだ(アルベルト・セント=ジェルジ)
・できると思えばできる
→「できると思っても、できないと思っても、どちらも正しい(ヘンリー・フォード)」
→「できると思う人にはできるし、できないと思う人にはできない(パブロ・ピカソ)」
→「偉大な思いを抱きなさい、思っている以上のことはできないんだから(ベンジャミン・ディズレーリ)」・タイム・マネジメントが大きな課題になっている人は多いが、それは主に、管理しなければならないのが、時間ではなく自分自身だということになる。
・我々は「市場に価値をもたらすことによって収入を得る」のだ。「仕事より自分を磨くことのほうに精を出さなければいけない」のはそのためだ。
・私たちの思考や行動は、日ごろ自分が用いるメタファーによって形作られているように思える。
・「方向を変えなければ、目指したところにしか行き着けないだろう(老子)」
・たまには人生のルールに逆らってみよう。
・まず、可能なかぎり、その人の行動と人格を分けて考える。そう、なにかとても馬鹿げたことをしているからといって、本人が馬鹿とはかぎらない。人間はだれにも無条件に価値があり、人としての尊厳がある。人によって、探さないとそれが見つからないことがあるだけだ。
・当然、だれもが同じことをやったら、「目新しさ」も何もないわけだ。ポイントは、だれもがやるわけではないこと、あるいはやりたがらないことを率先してやるというところにある。
・「何であれ、その逆を考えろ(ポール・アーデン)」
・広い視野で関連性を見出す力をもつことが求められるのは、一見関係なさそうなもののあいだに隠れた関係や関連を見つけることができるかどうかが、天才的なひらめきがうまれるかどうかの分かれ目になることが多いからだ。
・すばらしいアイデアだからといって、複雑とはかぎらないということだ。
・「想像力は知識より重要(アルバート・アインシュタイン)」
・「脳はパターンを作り出し、またパターンを使う、すばらしいシステムだ。だから、クリエイティブになることがこれほど苦手なのだ。私たちには、新しいパターンで考える能力があるが、頭の中は、既存のパターンで考えることに最適化されている。」
・まず、いいアイデアというのはだれかに独占されているわけではないということ。そう、誰が独り占めしているわけではない。だれでも、いつでも、思いつくことができる。そのためにすごくクリエイティブである必要もない。たいていの場合は、専門家でなくてもいい。全く構わない。
・笑いが起こるのはいいアイデアの証拠であることも多い。
・「インスピレーションはどこにだってある。もし見つからなければ、もう一度さがせ。(ポール・スミス)」
・賢い「模倣者」となるのは、他人のアイデアを盗むことではなく、他人のアイデアからヒントを得ることだ。
・白昼夢は「現実から逃げる」ことを伴う。将来を思い描くのは「現実を変える」ことを伴う。
・どんな業種であれ、「見ることは達成すること」だ。「ゴールを思い描いてスタートする」といい。
・「苛立ちは情報の宝庫」
・「イノベーションは怒った人々とやる気のある人々から生まれる(トム・ピーターズ)」
・「ナイスであることの力」に目を向けてみる。
→ハロー効果・「心を若く保つことほど、人生ですばらしいことはない(ヘンリー・フォード)」
・「不可能なことは達成できないが、不可能と思っていることなら達成できる場合が多い」
・「重要でないものは排除する」
・「どんなマイナス要素にも、対応するプラス要素がある(ウィリアム・クレメント・ストーン)」
・「体制に順応しているかぎり、ビジネスで確固たる成功をおさめたり金持ちになったりすることはできない(J・ポール・ゲティ)」
・「世界はめまぐるしく変わっている。大きいものが小さいものに勝つ時代は終わった。これからは速いものが遅いものに勝つ時代だ(ルバート・マードック)」
・「日常のごく小さな事柄こそ重要(アーサー・コナン・ドイル)」
・「いいものを捨てなければもっといいものは生まれない(ジョン・D・ロックフェラー)」
・「経営とは人間のスキルをシステムに当てはめること。システムを人間に当てはめるのではない。(ヘンリー・ミンツバーグ)」
・「安全な」アイデアではなく、「尖った」アイデアを選ぼう。
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とても楽しかった。読んでて気持ちがラクになりました。
ワクワク出来る本です。
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『100のボツから1のアイデアを生み出す天才の思考術/ジェイムズ・バナーマン』のワンブック・ワンアクション
賢い「模倣者」となるのは、他人のアイデアを盗むことではなく、他人のアイデアからヒントを得ることだ。
「世界はめまぐるしく変わっている。大きいものが小さいものに勝つ時代は終わった。これからは速いものが遅いものに勝つ時代だ
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この2つ。特に2つ目。この時代スピードは超重要か。